simple life

simple に生きたいと願い、物欲と戦う日々です。

SEIKO 腕時計 ミリタリークロノグラフ

15年くらい前にデッドストックの状態で買ったSEIKOの英国空軍用腕時計。

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文字盤には「P」マーク。針とインデックスにプロメチウム夜光が使われている。

この時計ははめ殺し(パリス管式)になっているので、バネ棒式で使うベルトは使用できない。NATOベルトが一番似合うので変えるつもりもないが。

サンドブラスト加工の施されたケースは反射を抑え、敵に見つかるリスクを減らしている。

ameblo.jp

ベルモンドさんの記事でもSEIKOらしい繊細さが感じられる時計と絶賛されている。大きさや重さが邪魔にならず、視認性や使い勝手も素晴らしい。

 

ムーブメントはクォーツ。ほぼ使っておらず、ひさびさに手に取ったら止まっていた。百貨店の時計売場で電池交換を依頼したら、オーバーホールが必要になってしまった。19,690円の出費。クォーツでも年数経つとオーバーホール必要なんですね(汗)。ほぼ時計をする習慣が無くなってしまったのに時計をたくさん持っているとメンテナンス費用だけがどんどんかかってくる、、、。

ブレゲ アエロナバル

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 私が初めてブレゲのアエロナバルを見たのはスミスヴィンテージウォッチでだった。それは、SMITHSのクロノグラフを買った数か月後。

teamomaru8man.hatenablog.com

 あまりのかっこよさに驚き、時計雑誌で探して調べた。時計の歴史を200年早めたといわれる天才、アブラアン-ルイ・ブレゲ。フランス空軍に収められたタイプXXを民間用としてアエロナバルは1995年に世に出ている。日付が付いているのがトランスアトランティックであるが、私は日付の無いアエロナバルの方がすっきりしていてかっこいいと思っている。

 この時計にはフライバック機構がついている。クロノグラフを作動させ、ストップボタンを押さずに、いきなりリセットボタンを押すと、計測針がリセット&再スタートし、連続計測する機能である。連続した飛行時間を測るためパイロット用腕時計によく付いている機構ではあるが、私が使う場面は全く無い。時計はロマンである。この機構がつくことでオーバーホール費用が跳ね上がり、10万円オーバーとなる。私はここ20年で2回オーバーホールしている。ブレゲはスォッチグループに属しているが、オーバーホールを依頼するとスイス送りになる。フライバックは日本国内ではオーバーホール出来ないらしい。

 スミスヴィンテージウォッチで見てから、頭からアエロナバルが離れず、ついに10回払いのローンで買ってしまった。SMITHSのクロノグラフを買ってからまだほとんど時間が経っていないのにもかかわらず。しかし、本当に買って良かった。これ以上に好きな時計はいまだにあらわれていない。

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 美しいケース側面のコインエッジ装飾とサファイアクリスタル風防。

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純正の革ベルト。

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純正の革ベルトを基に、クロコでオーダーして作製してもらったベルト。某百貨店で時計売場に勤務してた時に職人にお願いして作ったのだが、革ベルトってなんでこんなに高いのか?これで4万円くらいしたと思う。革を使ってる量は少しなのにね。

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通販で買ったNATOベルトを着けると軍用時計の雰囲気が出る。夏は汗をかくのでもっぱらこれかな。

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Amazonでミリタリーっぽい革ベルトとDバックルを買って装着してみた。値段は安いので汗で駄目になったらまた買えば良いと思えば気が楽だし、カッコ良い。普段使いにはこれが良いな。

SMITHS(スミス) クロノグラフ

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 昔、京都の四条烏丸付近に住んでいたことがあり、近くにスミスヴィンテージウォッチという時計店があった。店名のとおり、SMITHSの時計を中心に品ぞろえされマニアックな時計が多かった。今はこの店は無くなっているようだ。

 20年近く前の話だが、何度かこの店に通い、どうしても気になる時計があった。それがこのSMITHSのクロノグラフだった。店主もクロノグラフは今までこの1本しか見たことがないと言っていた。茶色の文字盤も珍しく、心惹かれた。

※今、インターネット検索したら同じものが出てきた!!元は黒文字盤で経年変化でブラウンになっているみたい。SWISS MADEと文字盤に書いてあるのでなぜかなーっと思っていたのだけれど、このクロノグラフに関してはスイスで作っており、ムーブメントはバルジューを使っているようだ。

smiths-watches-clocks.blogspot.com

 

www.bijoux-teraguchi.com

 SMITHSはイギリスの時計メーカーで、今はもう存在しない。ヴィンテージウォッチ好きの間では割と知られた存在で、古い車の計器にSMITHS製のものがあったりする。

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裏蓋には刻印があって、以前の所有者の名前があり、1969年と刻まれている。歴史が感じられる。私が手に入れた時点で約30年、それから約20年が経って50年もの月日が流れていると考えると凄いことだ。

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NATO軍っぽいベルトに変えてもかっこいい。

 当時は百貨店で働いており、スーツに合わせる時計も欲しくて購入。今でもお気に入りの1本だ。しかし、この数か月後にまた欲しい時計にこの店で出会ってしまった・・・。次回に続く。