学生時代からボーダーシャツが好きだった。最初は高校3年生の頃、agnes b.(アニエスベー)のボーダーシャツを手に入れた。あの頃は渋谷系全盛期でフリッパーズギターの小沢健二がボーダーを着て歌っていた。カジヒデキもボーダー着てるイメージしかない。また渋谷系の中でもカヒミカリィなどフレンチポップス系もいてフランスと言えばボーダーって感じだった。あの頃は街に出ればagnes b.(アニエスベー)のボーダーシャツを着た人がたくさん歩いていた。僕も例に漏れず何枚も買って制服のように毎日着ていた。
その後、セントジェームズ、オーシバルなどのバスクシャツにもハマり色違いで何枚も買うなど膨大な数がストックされた。
そして、数年前からオーバーサイズが流行り、自分自身も体重が10kg近く増えてとてもじゃないが今までのボーダーはピタピタで着れなくなった。そんな中、このAUBERGEのBIG CHARLOTTEを試着したところちょうど良いオーバーサイズ感がドンピシャだった。
このモデルは1985年の映画「なまいきシャルロット」の中でシャルロットゲンズブールが、劇中に着用していたバスクシャツをモチーフに作成。大正紡績製スピンゴールドを使い超度詰めで編み立てられ、モデル名の通り映画の中でのシャルロットのサイズ感と同じビックシルエットとなっている。
値段は30,800円と高価だがその価値はあると思える。
首周りもしっかりと補強され、ダルダルにならないようにされている。バスクシャツにしては首周りの開き具合は狭い方なのが良い感じ。
身長165cm、体重65kgでサイズ44が良い感じ。パンツはgiabsarchivio(ジャブスアルキヴィオ)。靴はSPALWART。
AUBERGEの小林氏による解説。