simple life

simple に生きたいと願い、物欲と戦う日々です。

フローシャイム、ハノーバー、ボストニアン、shaw

 私がよく見ているyoutubeチャンネル「FORZA STYLE」を見ていたらアメリカンビンテージの革靴を扱った動画が公開された。

www.youtube.com

 動画を見ると最近、アメリカンビンテージ革靴の人気が高まっているとのこと。私が古いアメリカの靴を集めていたのは15年くらい前。その当時、オールデン、トリッカーズなどにはまり、ほかにもオーダーで靴を作ったりしていた。しかし、古着屋でフローシャイムを見たときに明らかに品質が高く、堅牢な作りなのに値段が安く、これだと思い買い漁った。当時は関西で百貨店に努めており、自店舗の靴売り場でも買うことはあるが、どう考えても革質やステッチの細かさなど超高級靴と同等のものがあり、値段は全然違うと気づいてしまい、現行のものはよほど気に入ったもの以外は買うのをやめてしまった。そして、心斎橋や神戸にはアメリカの小さな街の靴屋を巡ってデッドストックを買い付けに行ってる古着屋さんも多かった。

 なにせ値段が安いので大量に買い、特にデッドストックは鑑賞用と称してサイズが合わないものまで買ってしまっていた。のちに百貨店を辞め、仕事でスーツを着なくなってからは多すぎる靴を整理するためかなりの数を売却または親しい友人にあげて、アメリカンビンテージの靴は以下のものが残っている。そして、10年は履いていない(汗)。(現行物もかなり処分したがまだ他に大量にある。それらも2000年代なんでいつかはヴィンテージになってしまう!?)

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FLORSHEIM ROYALIMPERIAL KENMOOR

フローシャイムの上級ラインであるロイヤルインペリアルというシリーズのケンムールというモデル。IAという表記が見えるので9月/×0年または×1年。

※年の方はA、B、C...→0年、1年、2年...という説とA、B、C...→1年、2年、3年...という説があるようです。

1980年(1981年)と思うですが、確信はありません(汗)。

外羽根から履き口にかけての部分では縫い目が表に出ていないという仕様になっている。このようなかなり近くまで寄らないとわからない技法を靴に施すのはほぼ現代ではみられないと思う。

↓下記の年代判別方法を参照。

kawagutufurugichuuko.com

 

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Hanover L.B.Sheppard

これは百貨店時代かなり履いていた。スーツじゃなくてジャケパン流行っていたのもあってこれぐらいカジュアルな靴が気分だった。

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ボストニアン

デッドストックで買って、未だにデッドストックまま(汗)。レザーソールの爪先部分に謎の050という数字が。

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shaw

80年代くらいには倒産しているメーカーみたい。ちょうど自分のサイズでフィット感も最高だし、なにより無茶苦茶カッコいいのでいつか履こうと思いつつ15年経ってしまった(汗)。

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 アメリカのウインチップは爪先のWの形の装飾が踵まで伸びているのが特徴。比較の為に載せた下のイギリスのウイングチップとは形が違う。

 デッドストックではなく、ユーズドのものであればまだ現行の靴を買うよりも値段は手頃でそこまでは上がっていないのでおすすめ。ただ合わせるスーツはハリスツイードのものであったり、少し限定される。(モード系のスーツなどにはまるで合わない。)普通にジーンズに合わせてもばっちりはまるので是非。